あめりか便り(14) Apple Picking
October 22, 2009/CHIeru ブログ
ニューヨーク州は、今、「秋」のピークを迎えています。
つい数日前には、薄っすらと初雪も降りました。厳しい冬を前に、山々が色づくこの季節を楽しまない手はありません。
10月に入った第1日曜日、近所に住む友人10家族と共に出かけたのはApple Picking(リンゴ狩り)。
青森県と同緯度に位置する我が家の周りには、リンゴを栽培する農園が沢山あるのです。
今回、訪れたのは、我が家から車で10分程の距離にある近場の農園。
実は、“あめりか便り(8)”の中でご紹介をした野菜を育てている農園です。
![]()
リンゴ畑だけでも40エーカーもの広さを持つこの農園では、日曜日ともなると自家用車が同園の入り口周辺に長蛇の列をなすほどの人々で賑わいます。
40エーカーと言えば、1辺・約402mの正方形に相当する広さ。
広さの比較例としてよく使われる東京ドームが約11.5エーカーなので、リンゴ畑だけでも約3.5倍に及ぶことになります。リンゴの他にも様々な果物や野菜を栽培しているので、この農園の総敷地面積がどの程度あるのかは、計り知れません。
![]()
紙の袋で保護されることもなく、自然の中で鈴なりになっているリンゴたち。
この広いリンゴ畑には、「McIntosh(マッキントッシュ:写真上)」と言ったアメリカならではの品種から、日本でも馴染みある「Mutsu(むつ)」や「Golden Delicious(ゴールデン・デリシャス)」まで、計13種類ものリンゴが植えられています。
この農園では、8月下旬より、実が熟した品種から順次もぐことができるようです。
ところで、アメリカの果物狩りに入園料はありません。
今回のリンゴ狩りの場合、$1.25/1ポンドで買取るか、$20のお徳用袋(詰め放題)のどちらかを選択します。
私は、友人とお徳用袋をシェアする方法を選択。
子どもたちと協力して、袋一杯にリンゴを詰め込みました。
![]()
さて、子どもたちが楽しそうに遊んでいる棒。何だと思いますか?
美味しいリンゴを取るためには、日当たりの良い場所になっている実を採らなければなりません。そういうリンゴの実は、得てして木の高いところにあります。
そこで、活躍するのがりんごを取るために農園が貸し出してくれる、この棒なのです。
この棒は、短いもので1m強、長いもので2mと2種類ほどあり、高い位置にあるリンゴをもぐ際には非常に便利。
この棒の先にはバスケットが付いていますが、かぎ状になっているバスケットの先端をリンゴの軸(枝)に引っ掛け、上手にねじるとこの中にポトっと実が落ちるようになっています。リンゴが落ちても、バスケットにはタオルが取り付けられているから大丈夫。傷つくことはありません。
これさえあれば、5歳の女の子でも一人でリンゴを取ることができるのです。
今回、リンゴ狩りに参加した子どもたちの中には、この農園に就職できるのではないかと思うぐらい、この棒を上手に扱えるようになった小学生もいました。
ちなみに、美味しいりんごを見分けるためには、木になっている実をその場で食べてみるのが一番。同じ種類でも木によって味の良さが大きく分かれるので、不思議です。
リンゴ狩りを楽しんだ後は、リンゴの木の傍でピクニックシートを広げ、お昼です。
みんなでお弁当を広げている様は、ちょっとした学校の遠足のような賑やかさ。
広い敷地なので、子どもたちも遊び放題、走り放題。
楽しかったリンゴ狩り。
ニューヨークシティから観光バスで乗りつける人たちがいたのもうなずけます。
「スーパーマーケットでリンゴを買うよりも、時々、みんなでApple Pickingに来た方が、楽しくて新鮮でいいな」。帰りの車の中でそんなことを考えてしまいました。
では、また!
ご感想メール、お待ちしております
mailto:chieru-info@chieru.co.jp











