11/17 三重県津市立太郎生小学校 公開研究会に参加
November 18, 2009/CHIeru ブログ
11月17日、三重県津市立太郎生小学校にて公開研究会が開催されました。
太郎生小学校の全校児童は38名。複式学級もあり、へき地指定を受けている学校ですが、そこに85名もの参観者が訪れました。外気温は低くとも、とても熱い研究会でした。
研究会は、モジュール学習「パワーアップタイム」の公開と全校合唱、そして研究内容の提案、パネルディスカッションの4本立てで行われました。
モジュール学習では、実物投影機でプリントを大きく映し出し、暗唱やことばあそびなどの活動が行われました。また、パソコンなども使って、漢字の読みや九九のフラッシュ型教材が提示されており、子ども達の大きな声が廊下まで元気に響いていました。
声が響くと言えば、太郎生小学校の子ども達の合唱は、一度は聞くべきすばらしい歌声です。歌詞を完璧に覚え、しっかりと口を開けて歌う1年生から6年生までの子ども達の姿に、涙をこらえた参観者はたくさんいたことと思います。
研究内容の提案では、先生方による実物投影機やフラッシュ型教材の活用提案がありました。
- 教科書のグラフや写真を拡大して示す
- 時計を映す(子ども達の手元にあるものと同じもの)
- 付箋や紙で一部を隠す(少しずつ見せる)
- かけ算フラッシュで数字を変えて違う問題にする
研修会を行い、実物投影機の活用方法を議論し、フラッシュカードを日常的に活用してこられた先生方からの具体的な提案でした。
パネルディスカッションでは、中林校長先生から、公開研に至るまでの経緯を伺うことができました。富山県の小学校の公開研を見て衝撃を受けた話、その後、校内研修を通じて先生方とともにパワーアップタイムを実施することを決めたこと、先生方が、2月からさっそくやろうと提案してきたことなどのお話を伺うことができました。パネリストのお一人、玉川大学学術研究所・堀田龍也先生からは、「太郎生小学校は、ICTを活用して子ども達を鍛えている。でも、ICTだけではない。子ども達の書いた絵や習字、掲示物を見れば、それがわかる。」とおっしゃっていました。
基礎学力の低下が社会問題となる今日、太郎生小学校の提案は『パワーアップタイム』と『ICT活用』という二つの具体的な指導方法に学校ぐるみで取り組み、基礎学力の向上を目指しているというものでした。スローガンではなく、その具体的な方法をシステムと確立しようとしている姿が見えました。小規模校でなくても、十分に応用できるシステムだと感じました。













