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あめりか便り(27) Sightseeing in San Francisco(サンフランシスコ観光)

今回も、前回に引き続きサンフランシスコ(San Francisco)をご案内します。

サンフランシスコの街中では、前回ご紹介したケーブルカー(cable car)とミュニバス(muni bus)、そしていわゆるバス(bus)のいずれかに乗ることで、簡単に移動をすることができます。

あまり聞きなれないミュニバスの"muni"とは、municipal(市営)を略したもの。

これら全ての移動手段は、 San Francisco Municipal Transportation Agency(サンフランシスコ市営交通)が運営している公共交通機関なのです。

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この3種類の交通機関を利用する際に便利なのが、Muni Passports (ミュニ・パスポート)と呼ばれる周遊券。1日・3日・7日券の三種類があり、それぞれ$13,$20,$26と利用日数が増えれば増えるほど、割引率が高くなっています。例えば、Cable carの利用料金が1回$5であることを考えると、かなりお得なのです。

この周遊券は、利用月と利用日を、まるでスクラッチカードのように削ってから使い始めます。購入できる場所が限られているので、例えば数日前に購入しておくなどということも可能です。

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ところで、市内に縦横無尽に張られたケーブルから電力を得ているミュニバスの中には、路面電車を再利用した車両をたくさん見かけます。例えば、レトロな雰囲気のこのミュニバスは、よく見ると、Los Angeles(ロサンゼルス)の文字が車体に貼られています。

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ミュニバスを降りる時には、窓際に張られたケーブルを手で引きます。
すると前方の電光掲示板に"Stop Request"の文字が表示され、次のバス停で止まってくれるのです。これは、いわゆるバスも同じ方法で降ります。

始めは「何てアナログな仕組みだ」と思いましたが、乗客が降りていく様子をみていると、実にユニバーサルデザインになっていることに気がつきました。老若男女、立っている人も座っている人も、そして障害のある方も、紐を引けば簡単に「降りたい」という意思表示ができるのです。

では、ミュニバスに乗って行くサンフランシスコ市内の観光地をご紹介しましょう。

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まずは、サンフランシスコの中心から西へと延びるゴールデン・ゲート・パーク(Golden Gate Park)です。
ニューヨーク(New York)のセントラルパーク(Central Park)を意識して造られたというこの公園の広さは、4.12 平方kmもあります。

街中からミュニバスを使い、約40分の乗車で公園の西の端へと到着。
園内では、馬に乗って見回る警察官のほか、サイクリングを楽しむ人を見かけました。なかには水鳥と共に池でボードを楽しむ人たちの姿も。自然を壊さないように設計されているので、野生のお花や木々、そして動物たちと楽しむことができます。

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この公園で初めて出会ったのは、フライングディスク(flying disk)という競技とその競技を楽しむ人たちです。

フライングディスクを、フリスビー(frisbee)と言えばおわかりの方も多いはず。後者は製品名の一つであり、競技上はフライングディスクと前者の名前で呼ばれています。

小道に切られた入り口には"Disk Golf Course"(ディスク・ゴルフ・コース)という小さな看板が立てられています。数名でコースを周るゴルフのように、この競技もフライングディスクを投げながら、森の中に用意されたコースを数名で回るのです。

平日ではありましたが、数組の競技者に出会いました。
コースにやってくる人たちは、お互いに"Hello!"と声をかけ合いながらニコニコしています。案内板でコースを確認し、自分たちの選択したルートを確認すると、フライングディスクを順番に投げて森の中へと消えていきました。競技専用のバッグの中を見せていただくと、使い込まれたディスクがぎっしりと詰まっていました。

0418_14.JPGのサムネール画像のサムネール画像まるで京都を思わせるこの写真も、実は、ゴールデン・ゲート・パークの一角で撮影したものです。Makoto Hagiwara氏によって設計された、この The Japanese Tea Garden(ジャパニーズ・ティー・ガーデン)では、満開の桜を楽しむことができました。庭内の茶屋で日本茶とお饅頭をいただくと、気分はお花見です。

さて、次は、ダウンタウンに位置するカストロ通りまでミュニバスで南下しましょう。

カストロ通りでは、路地に入り、住宅街をお散歩します。
その印象は、都内でいう田園調布と言ったところでしょうか。豪華な家々が並ぶ路地を歩いていくと、壁に巨大な絵が描かれたお宅を見つけました。

0418_15.JPGところで、道路の片隅に見つけたこの看板ですが、何を指示しているか、おわかりになりますか?

"90 degrees"とは「角度を90度にして」ということ。
坂道の傾斜があまりにも急なため、この看板のある坂道では、道路に対して90度になるように駐車しなければならないのです。もちろん、そんな路上駐車のさせ方を指示する道路ですから、道幅も半端ではありません。4車線はあるかと思われる広い道が、遠くへと延びていました。

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ちなみに、この坂道ほどは急ではない坂道では、車を駐車する際にタイヤを左右のどちらかに振るという交通規則があります。もちろん、破ったことを警察に指摘されると罰金も課されます。自動車が不用意にバックしないように、こういう配慮が必要なのです。

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次回は、ゴールデンゲートブリッジを超えた先にある、カリフォルニアでもワインで有名なNapa(ナパ)への旅をご紹介いたします。

<ご参照>
■ Golden Gate Park
http://en.wikipedia.org/wiki/Golden_Gate_Park

■ フライングディスク
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF


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