「第10回 英語ホームページ・コンテスト」
December 15, 2008/CHIeru News
『英語ホームページ・コンテスト』は、
大会の目的を超えた、まさに沖縄伝承の宝庫なり
会場内でパソコン等のシステム機材の準備をしていると、あちらこちらで人の輪ができていてワイワイガヤガヤ…大会が始まる1時間前のこと。各チームが何やらシミュレーションをしているらしい。
2008年12月13日(土)、『第10回 英語ホームページ・コンテスト』(主催:沖縄国際大学外国語センター)が、沖縄国際大学・5号館の大教室で、沖縄県内の高校生を対象に行われました。今回は記念の大会を迎え、5校18チームの応募数となり、確実に、恒例のイベントとして成長しています。本大会には、事前審査を経て10チームが参加されました。
大会の目的は「情報化社会において真の国際人を目指す沖縄の高校生に、英語でホームページを作成、発表する機会を提供し、インターネット上での英語の運用能力を培い、併せてコンピュータによる情報発信技能の習熟を図ること」。
参加条件は、作品はすべて英語で作成(単語数は800~1,000語)、発表は日本語。
◆住み慣れた「ホームタウン」を再調査して、HP制作
今回のテーマは『マイホームタウン』。堅苦しい「目的」とは裏腹に、参加された高校生の皆さんは、自分たちの「住んでいる町」を紹介したホームページを、トップページから順に与えられた5分間で、緊張しながらも、伸びのびと、自信に満ちた表情で説明を展開していました。
ほとんどが写真や動画、音声を駆使して、その説明を英文で行うパターン。
「あっ、アレ知ってる!」「あっ、あのシーサーには、そんなワケがあったんだぁ」
「那覇市小禄(町名)には、あんなにきれいなところ、気づかなかったよな」
会場からも思わず歓声が上がり、終始なごやかなムードで進められました。
10チームの審査はあっという間に終了してしまったと感じたように、どの作品も飽きさせないだけの力作ぞろいでした。
その中で、今回、最優秀賞を獲得したのは、開邦高等学校の大城千夏さん。
大城さんのタイトルは、“Okinawa Hero”。作品は、自分がイメージするキャラクターを創造しHeroとして存在させ、沖縄の食べ物を紹介するもの。自分で書いた絵を全ページの背景に使い、そのHeroが 「ちんすこう」や、「黒砂糖」など、幼い頃から大城さんが口にしていた親しみの深い食べ物をていねいに紹介していました。
見事に最優秀賞に輝いた大城さんの作品について、審査委員長からは、
「まさに自分の手、創造力を駆使して作られた作品でした。幼い頃から好きな食べ物を多くの人に紹介したい、たしなんでいただきたいという想いが伝わり、感動的でした」との賞賛の評価をいただきました。
大城さんは「まさか!と思いました。皆の作品がすごく良かったので、本当にびっくりしました。とっても嬉しいです。一瞬、自分の名前?何だっけ?と耳を疑いました。一生懸命作った甲斐がありました。教わった英語の先生、情報の先生、そして家族、とくにお祖母ちゃんに早く伝えたいです!」と受賞の喜びを語ってくれました。
◆意義あるイベント、末永く継続あれ
これまでにも、沖縄の「自然」「生活」「音楽」などをテーマに行われてきましたが、今回も単に「目的」の達成のみならず、沖縄の文化や伝統・歴史を自然のうちに、思いおもいに紹介していることを目の当たりにして、将来への伝承にもつながる、とても有意義なイベントだと実感しました。
そして、この意義ある大会に協賛企業の一員として携われたことをうれしく思い、20回、30回といつまでも続くことを願わずにはいられませんでした。
■第10回「受賞者」一覧
最優秀賞:“Okinawa Hero”
大城千夏さん(開邦高校)
優秀賞:“Shisa Awards on Kokusai Street”
長濱爽史さん(開邦高校)
敢闘賞:“Ishigaki Tourist Information”
伊波綾乃さん・大城亜津美さん・佐久川彩乃さん(八重山商工高校)
奨励賞:“About Urasoe City”
高良剛史さん(興南高校)
■皆さんもぜひ審査員に!
現在、沖縄国際大学のホームページに掲載されている「今回の発表者」のページですが、タイトルをクリックすると全ての作品が確認できます。今回の最優秀賞は7番目の開邦高校の大城千夏さんでした。
http://www.okiu.ac.jp/Language/contest/2008hpcroster.htm
(チエル沖縄営業所・小谷)

















